●ああダメだ。受験の件が頭から離れない。割り切れない。
●帰りに他の島の係長から、「織作さん以外の管理職、みんなで飲みにでも行ったんじゃないすか？」と言われて周りを見回すと誰もいない。ショック。幹部クラスは行くのではと思っていたが、まさか中間管理職までいないとは！ あれだけ優しく声掛けしてくれていたのに！ いやまあ確証ないけど面白くはない。ショックだショックだと言っていたら、ギクシャクしていた係から肉でも食いに行きますかと誘ってもらって、一緒に食べて帰ってきた。最悪の関係性だと思っていたのにこういう展開もあるとは。まさに捨てる神あれば拾う神ありだわ。しっかし面白くねえな。何なんだよバカ。
●娘は2次試験に落ちていた。妻からは僕から連絡を取るなと言われていたので我慢していたら、妻から娘に連絡を取り、娘から「やっぱりかと思う一方でやっぱり辛い。でも切り替えて頑張る」という内容のスクショを見せてもらって泣きそうになってしまった。でも我慢していたので周りからは仏頂面に見えたことだろう。できることは何もないのだけど、取り敢えず週末は帰ることにした。土曜始発で帰って、家族で行きつけの焼き肉屋に行って、日曜の夕方に東京に戻ることにした。慰めたり励ましたりするつもりはない。むしろ自分の精神の平穏のために家に帰りたい。僕が落ち込んだら娘は自分のせいで親が落ち込んでいると思うから、そうなってはいけない。
